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【準備編】(6)USBドライブは補助的に

IT準備編

すずき
あれ、さとうさん、何か探しているのかな?さっきからバッグの中をごそごそやってるけど。
さとう
確か、ここに入れたはずなんだけどなぁ。う~ん。ないなぁ。朝作成したファイルをUSBドライブに入れて持ってきたつもりが、バッグの中に見当たらないんです(涙)
すずき
バックアップやクラウドサービスについて説明してきたけど、USBドライブのことについて話していなかったね。今回はUSBドライブの使い方と管理方法について説明します。

 

新入生のさとうさん、さっきからバッグからパソコンや書類を取りだしてUSBドライブを探しているようです。
小さいから便利だけど、小さいからなくなりますよね。
今回は、このUSBドライブについて、使い方や管理方法について説明したいと思います。

 

●パソコンで学ぶために最低限整えたい10のこと
(1) タスクバーによく使うアプリを固定する(掲載済み)
(2) 専用フォルダーをつくる(掲載済み)
(3) ファイル名の付けかた(掲載済み)
(4) バックアップを自動化する(掲載済み)
(5) クラウドサービスを利用する(掲載済み)
(6) USBドライブは補助的に
(7) メモ帳機能を使う
(8) 画面キャプチャの方法を知る
(9) 圧縮と解凍ツール
(10) Acrobat Readerのインストール

 

USBドライブの種類

 

今回、USBドライブ」と書いていますが、いろいろな呼称があります。
例えば、USBメモリ、USBスティック、USBフラッシュ、フラッシュドライブ、USBフラッシュドライブなど。
呼び方はいろいろありますが、コンピュータなどのUSB端子に差し込んで使用する外部記憶装置のことを指します。
技術の進歩により、USBドライブの容量は昔に比べて格段に増えています。

Amazonで検索するとメモリ容量の種類が、
256MB以下、512MB、1GB、2GB、4GB、8GB、16GB、32GB、64GB、128GB、256GB
という分類になっていることから、最近では大容量のUSBドライブも登場しているのがわかります。
なお、今回の説明は、形は異なりますがSDカード(SDメモリーカード)についても同じような特徴がありますので、併せて確認してみてください。

 

USBドライブの最大のメリットとデメリットは何か

 

USBドライブの特徴を挙げてみるとメリットとデメリットがわかりやすいかもしれません。

(1)形状がコンパクト
・メリット:持ち運びやすい、保管しやすい
・デメリット:紛失しやすい、落としても気づきにくい(新入生のさとうさんは、まさにこの状態でした)

(2)USB端子さえあれば使える容易さ
・メリット:読み書きのための特別な装置は不要、簡単に読み書きが可能
・デメリット:書き込み動作に伴い記憶素子が劣化していくため、使えなくなることがある

(3)他者とのデータ受け渡しがしやすい
・メリット:USBドライブを介して、他の人とデータの受け渡しをするのがカンタンにできる
・デメリット:ウイルスに感染しているパソコンに差しただけでUSBドライブにも感染してしまう

人間の長所短所と同様に、その特徴がメリットにもデメリットにもなるという点を理解して、保存媒体として利用する必要がありそうです。
持ち運びが簡単でカンタンに読み書きができるけど、紛失しないように気を付ける必要があるし、長期使用ができるわけではないということだと思います。
(時には長期使用しなくても、保存したデータでエラーが出たこともあります(涙))

すずき
かつて、卒論のデータを全部USBに入れて持ち歩いているという人がいたんだけど、私はそんな怖いことはできません。紛失のリスク、データエラーのリスクなどが考えられます。USBドライブはあくまでも補助的に!と強く伝えたいと思います。

 

USBドライブを上手に利用するには

 

先ほどのメリットとデメリットを踏まえて、私がUSBドライブを使うときに気を付けていることは次のとおりです。

 

●USBドライブを単体でバッグに放り込まない

PC備品専用のミニポーチに入れるようにしています。
(バッテリーとコード、USBドライブを入れています)
ペンケースやPCケースのポケットに入れている人もいますね。
要は単体でバッグに入れないということが大事です。
書類を取り出したときに一緒に落ちてしまうというようなミスも防げます。
キャップレス(キャップがない代わりに先端を収納できるようなタイプ)を購入して、キーリングにつける方法もあります。
でも、キーリングに下げた鍵ごと忘れないように注意!(笑)

●保存するデータはあくまでも一時的な作業用にする

エラーが出ても困らないようにしておくことが重要で、前回説明したクラウドと併用するのがよいと思います。USBドライブにだけ保存しておいて、いざデータを呼び出そうとしたらエラーで開かないという人に出会ったことは一度ではありません。

●ウイルスをチェックする機能を搭載(インストール)しておく

セキュリティソフトが入っているパソコンでのみUSBドライブを使うようにします。
少なくとも、自分のパソコンにウイルスをチェックできるソフトウエアを導入しましょう。

ちなみに、私が利用しているのは、キヤノンITソリューションズ ESET ファミリー セキュリティです。

セキュリティソフトはいろいろ試して痛い目にも会いましたが、このソフトを導入してからは比較的安定しています。

セキュリティ関連の情報を見ると、相手から受け取ったUSBドライブをパソコンに差したらウイルスに感染したという事象が多く報告されています。
USBドライブを差した瞬間に自動実行するという機能を悪用したウイルス感染の報告もあります。
セキュリティソフトなどを導入している場合は、自動実行にしていても大丈夫な場合が多いとは思いますが、お使いの環境によっては、自動実行しない設定にするということも回避する手段のひとつです。

※参考:自動再生を停止する方法(Windows)
「コントロールパネル」を開き、「ハードウェアとサウンド」をクリックします。

ハードウェアとサウンドをクリックする

「自動再生」をクリックします。

自動再生をクリックする

冒頭にある「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックをはずして[保存]します。

自動再生を使うのチェックを外す

※自動再生を停止にすると、DVDディスクなどを挿入した際にも自動再生ではなくなりますので、ご自身の用途や利便性で検討してください。

●不特定多数が使用するパソコンではUSBドライブを利用しないようにする

インターネットカフェやホテルなどにある共用パソコンなど、誰が使用したか分からない、不特定多数が利用する可能性があるパソコンはセキュリティ対策がよくわかりません。
こうしたパソコンではUSBドライブを利用しないように注意することも大事です。

 

USBドライブを購入するときのヒント

 

冒頭で説明したように、容量の大きさも形状もいろいろなタイプがあります。
また、USB2.0とUSB3.0といったように規格が異なるものもあります。
自分のパソコンでは何が使えるのか、あらかじめ確認しておくとよいと思います。・

<確認事項 >
・USBの規格(USB2.0、USB3.0、Mac用だとUSBのほかにライトニングコネクターがあります)
・自分が使用しているパソコンのOS(最新のOSに適用していない、昔のOSではエラーが出るUSBドライブもあります)

USBドライブには、パスワード機能やウイルスチェック機能などが搭載されている場合もあります。 先ほども少し触れましたが、キャップ型ではなくキャップレス型で先端を収納できる場合もあります。

私はキャップレスで16GBか32GB程度のものを購入することが多いです。
最近は画素数の大きい画像などを保存する場合があるので4GBや8GBだと枚数によっては少し心もとない場合があります。
ただ、 容量に応じて価格も高くなるので、その両方のバランスでちょうどいいのが16GBか32GBくらいかなと思っています。
(万が一、初期不良でエラーが出ても悲しみが少なくて済むし(笑))

また、同程度の規格と値段であれば、形から入る私は色やデザインがかわいいものを選択しています(笑)
利用目的によっては、ストラップを付けられるようになっているものを選ぶこともあります。
そして、他の人のUSBと間違わないようにという意味でストラップをつけている場合があります。

 

すずき
USBドライブもSDカードも便利だからとたくさん持っています。だいぶ昔に購入したものは、使えなくなっていることもありますね。机の引き出しに眠っているUSBドライブはありませんか?春だし、棚卸ししてみてはいかがでしょう?次回は「(7) メモ帳機能を使う」です。お楽しみに。

 

 


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