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タコには痛覚が存在する&痛みを嫌う感情も存在することが判明|GIGAZINE

サンフランシスコ州立大学の研究者は、
無脊椎動物の中でも、
比較的複雑な神経構造のタコを用いて、
痛覚の有無を確認する実験を行いました。

「何も投与しない部屋」
「何かを投与する部屋」
という2部屋に分かれた水槽を準備。
それぞれの部屋は壁面はタコ自身が
どの部屋にいるかどうかを判別できる
特徴的な模様を描いて区別しています。

タコはまず水槽に入れられて
一定時間慣らされた後、仕切りによって
どちらか一方の部屋に隔離されますが、
「何かを投与する部屋」にいた場合のみ
痛覚を刺激するとされる「酢酸」を
タコに注射したそうです。

また、この実験に加えて、麻酔薬を用いることで、
タコが「麻酔によって痛みを和らげることを好む」
かどうかも確認。

この実験でタコがとった行動とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

近年、数多くの動物の「意識」に関する研究が行われており、ロブスターを生きたままゆでる方法が禁止されるなど、無脊椎動物にも痛覚がある可能性が指摘されています。新たに、サンフランシスコ州立大学で生物学を研究するロビン・クローク氏によって「タコにも痛覚があり、痛みを嫌う傾向がある」ことが判明しました。

情報源: タコには痛覚が存在する&痛みを嫌う感情も存在することが判明

 

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