ロンドン大学クイーン・メアリー校やグリニッジ大学、
ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネス・スクールなどの
研究チームは、
「人々に集団行動を呼びかける最適な
コミュニケーションは何なのか?」という
疑問について研究を実施。
具体的には、「いくらかの資金を持ったメンバーが
『公共ポット』にいくらお金を投じるかを
決定する」という公共財ゲームを利用して、
複数の条件を設定し、メンバー間の
コミュニケーションが決定に与える影響を調査。
90人の被験者を5人ずつのチームに分割し、
(A)メンバーが公共ポットに投じる金額を宣言するグループ
(宣言した金額は実際に投じた金額と違っても構わない)
(B)メンバーが実際に公共ポットに投じた金額が明かされるグループ
(C)メンバーが公共ポットに投じた金額が明かされないグループ
のいずれかの条件に割り当てて実験。
グループで活動する上で重要な働きかけとは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
世の中には「複数人が協調した方がメリットが大きい場面」が数多く存在し、過去の研究でも集団行動が汚染や廃棄物の削減、乱獲の抑制、科学者間のデータ共有などに役立つことがわかっています。ところが、集団行動には「最初に行動する人が損をする可能性がある」というジレンマが存在するため、なかなかうまく集団行動ができないことも多々あります。そこで、ロンドン大学クイーン・メアリー校やグリニッジ大学、ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネス・スクールなどの研究チームは、「人々に集団行動を呼びかける最適なコミュニケーションは何なのか?」という疑問について研究しました。
[PR]