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女性は同じ痛みを訴えた男性より鎮痛薬をもらえる割合が低いという研究結果|GIGAZINE


イスラエルのヘブライ大学の研究チームは、
実際の臨床現場で女性の痛みがどのように
評価されているのかを調べるため、
アメリカとイスラエルの病院で収集された
患者データを用いた研究を実施。

具体的には、合計2万1851人の患者データで
患者の年齢や性別、報告された痛みのレベルと
診断された病気、救急外来を訪れる頻度、
処方された薬の内訳といった項目について分析するというもの。
さらに、研究チームは109人の医療従事者に
「重度の腰痛を持つ患者」のシナリオを提示して、
患者の痛みがどの程度であるか評価してもらう
という実験も実施。

これらの結果からわかった傾向とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

女性は同じ痛みを訴えた男性より鎮痛薬をもらえる割合が低いという研究結果 – GIGAZINE
誰にとっても「痛み」は苦しいものですが、これまでの研究では「貧しい人々の痛みは過小評価されやすい」「差別経験の有無が痛みの感じ方に差をもたらす」といったことが報告されています。合計2万人以上の治療データを分析した新たな研究では、「同じ痛みを訴えていても、男性患者より女性患者の方が鎮痛薬を処方されにくい」という結果が明らかになりました。
gigazine.net

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