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脳卒中発症に関わる22の新しい遺伝的変異を同定|理化学研究所


スーパーコンピューターの発達により、
莫大なデータを分析することが可能になっています。
その代表といってもよいのが遺伝子解析。

今回ご紹介する研究は、
欧州系、南北アメリカ系、アジア系、アフリカ系、
そしてオーストラリア系の集団に、日本人集団を加えた、
6万7,000人の脳卒中患者を含む、
52万人という大規模なゲノム解析を実施して
新たな発見があったという研究です。

理化学研究所統合生命医科学研究センター、
統計解析研究チーム、大阪大学大学院医学系研究科、
九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野などの
国際共同研究グループは
「MEGASTROKEコンソーシアム」の一員として、
世界中から集めた52万人規模の遺伝情報を用いて、
ゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、
22の新規座位(遺伝的変異)を含む、
32の脳卒中に影響する座位を同定したそうです。

今回得られた結果を過去に実施した、
さまざまな他の血管系疾患や血管リスク因子の
GWASの結果と比較したところ、
関係があることがわかったそう。
よく聞く、あの疾患とも関係がありそうです。

今後のオーダーメイド治療と呼ばれる
個人の遺伝子的な特徴に合わせた治療にも寄与しそうな
研究結果となっています。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

情報源: 脳卒中発症に関わる22の新しい遺伝的変異を同定 | 理化学研究所


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