テングザルのオスは、成体になるにつれて発達する
天狗のような大きな鼻が特徴のサルです。
テングザル|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/テングザル
京都大学、大阪大学、立命館大学の研究グループは、
よこはま動物園ズーラシアとの共同研究により、
テングザル標本のCT撮像を実施し、そこで得られた
画像データをもとに、テングザルの成体と若年個体の
鼻の空間(鼻道)の三次元デジタル形態モデルを作成し、
その音響学的効果を計算シミュレーションを実施。
シミュレーションの結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

テングザルは大きな鼻で声の個性を発揮―動物園と霊長類学、機械工学とのコラボ― | 京都大学
松田一希 野生動物研究センター教授、西村剛 大阪大学教授と、徳田功 立命館大学教授らの研究グループは、東南アジアの熱帯雨林に生息するテングザルのオスが、天狗のような大きな鼻を通じて発する声を使って、個体認証している可能性があることを発見しました。 テングザルのオスは、成体になるにつれて鼻(外鼻)が大きく発達します。その大きな鼻は、見た目からオスのステータスを示すほか、声の高さを低くして体の大きさをアピールしていると考えられてきました。サルに限らず、さまざまな動物において、声の高さは、それを発する個体の体の大きさとよく相関していることから、相手の体の大きさを識別する手がかりとして使われています。テングザルの大きな鼻は、そのような機能をより強調する器官として進化してきたと考えられてきました。
[PR]