高齢期になると、歩行や立ち上がりなどに必要な
下肢機能の低下が要介護化の一因となるということが
知られていますが、日常生活における料理や食事、
衣服の着脱、歯磨きといった手や指を細かく動かす
「手指機能」と要介護化リスクが高まるかについては
これまで検証した研究はなかったそうです。
筑波大学の研究グループは、茨城県笠間市で
2009~2019年に実施された体力測定会に
参加した65歳以上の高齢者のうち、介護認定歴がない
1069人を対象として、要介護度2以上の認定状況の
追跡調査と、手指機能についてはペグ移動時間と
丸付け課題を用いて評価を実施して分析。
追跡調査の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

足腰の機能に加え、手指を巧みに動かす機能も健康寿命のカギとなる | 医療・健康 – TSUKUBA JOURNAL
高齢者の長期追跡で、手や指を細かく動かす手指機能が低い人は高い人に比べて要介護化リスクが高いことが分かりました。また、要介護化リスクと手指機能の曲線的な量反応関係を初めて明らかにしました。健康寿命の延伸には、これまで注目されてきた足腰の機能に加え手指機能も重要だと考えられます。
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