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ニホンザルの休息場所での暑さ対策 「カラ暑」は半日陰、「ムシ暑」は日陰|京都大学

夏の日差しから逃れるために、木漏れ日が差し込むような
半日陰を利用することがあります。こうした日向や日陰を
選ぶという行動は、多くの動物でみられる体温調節行動です。

京都大学の研究者は、屋久島に生息する
野生ニホンザルを対象に、体温調節戦略としての
日向・日陰・半日陰の利用に、気温と湿度がどのように
影響するのかを検証するため、観察中に携帯していた
環境計でその時の気温・湿度を測定し、各休息場所の
選択との関連を分析。

今回の研究結果からわかったニホンザルの行動とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

ニホンザルの休息場所での暑さ対策―「カラ暑」は半日陰、「ムシ暑」は日陰― | 京都大学
田伏良幸 理学研究科博士後期課程学生(現:中央大学共同研究員)は、屋久島に生息する野生ニホンザルを対象に、気温と湿度に応じた休息場所選択による体温調節のしくみを解明しました。 動物にとって体温調節は、生存に欠かせない重要な機能です。動物は外部環境の変化に対して柔軟に行動を変えることで深部体温の変化を予防したり、和らげたりしています。これまで、寒い環境下での体温調節行動については多くの研究が行われてきましたが、暑い環境下での体温調節行動に関する報告は限られていました。さらに、木漏れ日が差し込む半日陰を休息場所の選択肢として扱った内温動物の体温調節研究は、これまでありませんでした。 本研究では、休息場所を日向・日陰・半日陰の3つに分け、それぞれの利用に気温と湿度がどのように影響しているのかを調べました。その結果、高温条件下では、湿度が休息場所の選択に影響し、ニホンザルは高温で乾燥した状況では半日陰を、高温で湿った状況では日陰を選択していました。この結果は、半日陰が単なる中間的な場所ではなく、体温調節において重要な役割を果たす休息場所であることを示しています。 本研究成果は、2026年5月19日に、国際学術誌「Primates」にオンライン掲載されました。
www.kyoto-u.ac.jp

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