閾値下うつ状態は、抑うつ症状があるものの、
うつ病の診断基準を満たさない状態を指し、
約11%の人口が該当するとされているそうです。
今回はアプリを用いて、閾値下うつ状態にある
一般成人を対象に、認知行動療法を実施した
研究結果をご紹介します。
京都大学、名古屋市立大学の共同研究グループは、
スマートフォンを用いた認知行動療法が、
1年後のうつ病を予防することができるのか、
また、長期的な「うつ病総負荷」を軽減することが
できるのかを検討するため、3,280名を対象とした
完全オンラインのランダム化比較試験を実施して分析。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

スマートフォン認知行動療法がうつ病発症を長期予防─1年間追跡で実証─ | 京都大学
田近亜蘭 医学研究科特定准教授、豊本莉恵 同特定講師、 羅妍 同助教(研究当時) 、中山健夫 同教授、近藤尚己 同教授、福間真悟 同特定教授、古川壽亮 同特定教授、名古屋市立大学を中心とする共同研究グループは、閾値下うつ状態にある一般成人を対象に、スマートフォン・アプリを用いて認知行動療法(CBT)の個別スキルを提供し、うつ病発症予防効果を1年間にわたり示しました。 本研究は、完全オンラインで実施した分散型臨床試験(DCT)によって行われ、スマートフォンCBTによる1年後のうつ病発症予防効果を示したものです。なかでも、行動活性化とアサーションの組み合わせ、行動活性化と認知再構成の組み合わせ、および睡眠行動療法が特に有効であることが示されました。また、長期的な「うつ病総負荷(Total Burden of Depression)」に対するCBTの効果を世界で初めて評価した研究でもあります。 本研究成果は、2026年6月1日に、国際学術誌「British Journal of Psychiatry」に掲載されました。
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