仮想現実(VR)や拡張現実(AR)では、
目で見える情報が大きな役割を持ちます。そのため、視覚に
障害のある人でも使いやすい仕組みをつくることが重要です。
これまで、実際に触れずに「手ごたえ」や「重さ」を
錯覚させる研究では、映像をずらすなど視覚を使う方法が多く、
音のみを使った方法は十分に検討されていなかったそうです。
筑波大学の研究チームは、⼿に物理的な⼒を加える装置を
⼀切使⽤せず、⼿の動きに対する「抵抗感」や「動かしやすさ」の
知覚を⾳だけを⽤いて変化させる⼿法を検証するため、
聴覚に障害のない 21〜39歳の参加者12⼈を対象に、
⽬隠しをした状態で、仮想的な川の中に⼿を⼊れ、
左右の⽬標位置へ⼿を動かす課題を⾏い、ヘッドフォンからは
⼿の動きに連動した⽴体⾳響を提示する方法で実験を行い検証。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

物理的な力を使わずに音だけで手の「抵抗感」を伝える | テクノロジー・材料 – TSUKUBA JOURNAL
仮想の川を再現した環境で、水音の高さと位置を調整するだけで、手が水流に逆らう「抵抗感」が得られることを示しました。このとき、手に感じる「抵抗感」と「動かしやすさ」では音の効果が異なる可能性があります。視覚に頼らず、空間の境界や障害物の存在を音で伝える技術への応用が期待されます。
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