日常に見られることが研究を進めるための
発想につながるという話はよく聞きます。
今回ご紹介する研究も全く違うものの作り方が
その着想につながっているという例かもしれません。
微小管(マイクロチューブル)は、
タンパク質ナノチューブ状集合体で
細胞の中にある、直径約 25nmという
とても小さい管状の構造のことです。
内径は約15nmしかありません。
これまでは、この小さな微小管の外側に
分子修飾を行う開発が進められることが
多かったようですが、今回ご紹介する研究では、
その管状になっている部分の内側に着目しています。
鳥取大学工学部の研究グループと、
北海道大学大学院の研究グループとの共同研究により、
この「微小管」の中に、分子を内包する手法の開発に
挑戦しました。
4種類のペプチドを合成して、
微小管への結合を評価したところ、
そのうちの1つが微小管内部に結合することが明らかに。
その種類と方法とは?
内側に詰めることができるとどのような応用が
可能でしょうか?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】「チーズちくわ」から得た発想 ―天然のタンパク質ナノチューブ「微小管」の穴に分子を詰めることに初めて成功― | 日本の研究.com
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