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木はたとえ切り株になっても森の一部となって生き続けることが判明|GIGAZINE

山歩きをしていると、時々切り株を見かけることがあります。
自然災害などの何かのきっかけで折れてしまったり、
葉が落ちてしまって木の株だけが残っていたりと
見た目は樹木としての一生を終えたように思えますが、
切り株は葉が落ちたら死んでしまうのでしょうか?

オークランド工科大学の研究者たちが、
ウェストオークランドでハイキングをしていたところ、
「カウリ」と呼ばれる木の切り株を見つけたそうです。

研究者らは、切り株が葉を持っていないのもかかわらず
生きているのを見て、奇妙に思ったとのこと。
カウリの切り株とその周囲にあるカウリの木を対象に、
内部の水分移動量を測定したそうです。

昼間、そして夜間における樹液の流れを測定して
わかったこととは?
なぜ葉も無い切り株が生きていられたのでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。


植物は生い茂った葉で光合成を行い、根から吸い上げた水や栄養を元にエネルギー源を生合成します。そのため、何らかの理由で葉を失ったり、木の一部が枯れて切り株になってしまうと、栄養を作ることができなくなって死んでしまうように思えます。しかし、「切り株は死んでしまっているように見えて、実は森という大きな超有機体の一部として生き延びている」ということが研究によって明らかになりました。

情報源: 木はたとえ切り株になっても森の一部となって生き続けることが判明

 

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