危機的状況が差し迫ったとき、
心拍数・血圧・呼吸数が上昇するなど、
これから訪れる危機的状況に対応できるように
身体にはさまざまな生理学的変化が生じます。
こうした危機的な状況で闘争・逃走反応を
とることに対して関与するホルモンが
骨と関連があるのではないかと考えて
マウスを使った実験が行われた研究をご紹介します。
コロンビア大学アービング医療センター
遺伝発達部門の研究チームは、マウスに対して
「動きを拘束する」「足に軽度の衝撃を数回加える」
「捕食者であるキツネの尿に含まれる化学物質を嗅がせる」
などの危機的な状況を再現した状態を作り、
その時のマウスの骨から分泌されるホルモンの
濃度を測定したそうです。
その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
アドレナリンやコルチゾールは交感神経に作用し、動物共通の恐怖に対する反応である「闘争・逃走反応」を引き起こすホルモンだと考えられています。しかし、闘争・逃走反応を呼び起こすのはアドレナリンやコルチゾールではなく、骨に含まれるタンパク質「オステオカルシン」だという研究が発表されました。
情報源: 闘争本能を呼び起こしているのは「骨」だという研究結果
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