皆さんが学生の頃、「暗記」は得意でしたか?
私が中学生や高校生の頃を思い出してみると、
得意だったのは“瞬発力的暗記”だったような気がします。
瞬発力的暗記とはなんぞや。
要は直前になんとか暗記して、試験が終わると忘れてしまう。
そういう意味での瞬発力はあるけど、持続力がない(笑)
暗記が必要な学習というのは、
大人になっても時々降りかかってきます。
そんなとき 、昔からお馴染みの
「暗記ペン」を使う方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、その「暗記ペン」について、
昔ながらのものから最新の動向までをお伝えしていきたいと思います。
「暗記ペン」というのは、
赤や緑といった マーカーで線を引いたページを、
ペンと一緒についてくる色付き の下敷きのようなものを上に載せる と
マークした部分が黒く見えて隠れるという仕組みを利用して
暗記に利用できるという文房具です。
この昔からお馴染みのツールは、
いろいろな文具メーカーから発売されています。
●ゼブラ チェックセット
http://www.zebra.co.jp/pro/check-pen/
赤のペンに緑の下敷き、緑のペンに赤の下敷きが選択可能。
消しペンでマークした部分を消すこともできます。
チェックセットという、
ペンと下敷きがセットになったものも販売されています。
チェックペンには、裏写りしない明るい色のチェックペンアルファもあります。
ゼブラ チェックペンアルファ
http://www.zebra.co.jp/pro/check-pen-a/index.html
●パイロット メモリーライン
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/sign_pen/memoryline/
こちらもゼブラと同様に緑と赤のペンがあります。
消しペンは別売りではなく、マーカーの反対側にあるので、
1本でマークしたり消したりできるのが便利です。
●コクヨ 暗記用ペン チェックル
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/checkle/
マーカー部分で塗って覚える緑色のマーカーと、
穴埋め問題を書いて覚えるというオレンジまたはピンク色のペンという
2種類の記憶方法が1つのペンになっています。赤い下敷き付。
緑のマーカーが消せる消しペンは別売りです。
(書いて覚える側のオレンジやピンク色で書いたものは消せない)
●サクラクレパス 暗記用スタディセット
http://www.craypas.com/products/lineup/detail/241.php
オレンジ色のペンと赤い下敷きの組み合わせのみ。
こちらの商品は、ペンを消しゴムで消せるのが特徴です。
これまで紹介したものは、昔からよく見かけるペン+下敷きの
ツールを使って、手書きで利用する商品です。
なんと驚くことに、最近の暗記ペンは
イマドキな形に進化している商品も登場しています。
●ぺんてる アンキスナップ
http://www.pentel.co.jp/products/degitalstationery/ankisnap/
アンキスナップは、蛍光オレンジペンでラインを引き、
専用アプリで撮影。
取り込んだものをアプリで見ると、マークした部分が黒くなっていて
タッチすると単語が表示されるという仕組みになっています。
さらに、上記のぺんてるのリンクページにも掲載されていますが、
蛍光ブルーペンで囲った部分を切り抜く機能のある
スクラップ用マーカーもあります。
面白い。学習以外でも使えそう!
ぺんてるは、このアンキスナップ以外にも、
Smatan(スマタン)という、
あの単語を暗記するときに使っていた単語カードを
デジタル化して、スマホで利用できるようにした商品も販売しています。
以下のリンクに動画があります。こちらも驚きます!
一度自分で書くという過程を経るようにしていることで
記憶にひっかかりやすくなるかもしれませんね。
http://ankibungu.jp/
いまや100円ショップでも、
上記に紹介した暗記ペンのようなものを販売しています。
以前、試しに買ってみたら、
裏写りがしちゃって結局使わなかったけれど(^^;)
ネット検索で調べてみると、赤や緑の下敷きを利用するけれど、
マーカー(赤下敷きなら緑系のペン、緑下敷きならオレンジやピンク系のペン)を
自分のお気に入りのメーカーのものから選んで利用している人もいるようで、
暗記ペン分野、なかなかに奥が深いようです。
皆さんは暗記するときに、暗記ペンを使っていますか?