子どもだけでなく、大人が学習するときにも
読書は学習活動には欠かせないものです。
しかし、最近では大学生の読書離れがニュースで
取り上げられることも増えてきています。
大学生の読書離れが浮き彫りに 「1日の読書時間0分」過半数に出版社も危機感|ITmediaビジネスOnline(2018年2月27日)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/27/news082.html
マックス・プランク心理言語学研究所の研究チームは、
インド北部に住む90人以上の成人の脳を
機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で検査。
29歳から35歳の被験者のうち、29人は
読み書きができなかったとのことで、
研究チームは被験者を6カ月にわたって
ヒンディー語の識字トレーニングのプログラムに
参加させました。
トレーニングプログラムが終了したあと、
研究チームは被験者の脳を再びfMRIで分析。
分析結果からわかった、文字を読むことの効果とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
読書は人間にとって新しい情報を脳にインプットするための重要な手段です。しかし、脳の領域は限られていて、文字を読むことは脳のリソースの多くを奪うため、文字の習得や読書の経験を多く積むことは脳にとってマイナスであるという主張もあります。そんな読字・読書が脳に与える影響によって「むしろ脳の視覚的な機能は強化される」という実験結果が、マックス・プランク心理言語学研究所の脳科学研究者によって報告されています。
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