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弱い相手との対戦が100%の実力を発揮するための鍵! | 東京農工大学


スポーツなどで自分のスキルを磨くために
より強い相手、より上手なスキルがある相手と
対戦することが有効だと思いがちです。

しかし、自分の能力を超えて危険性の高い戦略を
選ぶという認知レベルでの選択の誤りが、
運動パフォーマンスの低下要因となることが
指摘されているそうです。

東京農工大学の研究チームは、
このような認知バイアスを抑え、
パフォーマンス低下を防ぐ方法について検討するため、
他者との競い合いによって、運動戦略の探索が
促される可能性に着目し、
様々な相手と対戦している際の被験者の
運動戦略を定量化して検討したそうです。

被験者は、まず1人で課題を実施し、
引き続き1人で練習を継続する者、
強い相手と対戦する者、
弱い相手と対戦する者に分けられて、
対戦相手の影響を分析。

その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。


東京農工大学大学院 工学研究院 先端電気電子部門の瀧山健准教授、太田啓示研究員の研究チームは、最適な運動戦略を促すための手段として、他者との対戦が有効となることを明らかにしました。従来、人間には危険性の高い戦略を好むリスク選好性の存在が示されてきましたが、今回研究チームは、対戦相手の強さによって運動戦略が臨機応変に切り替えられる様子を示し、特に弱い相手との対戦によって、個々人の運動能力に適した最適な運動戦略を導くことに成功しました。

情報源: 〔2020年1月27日リリース〕弱い相手との対戦が100%の実力を発揮するための鍵! | 2019年度 プレスリリース一覧 | プレスリリース | 広報・社会連携 | 大学案内 | 国立大学法人 東京農工大学

 

 


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