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「社会的な隔離」によって脳が飢餓状態と似た反応を示すとの研究結果|GIGAZINE


新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
社会的な距離をとる必要に迫られる状況が続いています。
緊急事態宣言が出ているときには、
自粛の必要から孤独感を感じたという方も
いらっしゃっるかもしれません。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、
「もしも他者とのつながりが人間にとって
根本的な欲求である場合、社会的なつながりが
奪われた人の脳内では、食事や睡眠を
奪われた場合と似た反応があるのではないか?」
と考え、人間を対象にした実験を行いました。

社会的つながりを持つ40人の健康的な成人を集めて、
「被験者が好きな社会活動」「被験者が好きな食べ物」
「きれいな花」といった複数の画像を見せて、
異なる刺激に対する報酬回路の反応を測定。
続いて、断食と社会的に隔離された状態を強いた結果、
どのように反応が変化したでしょうか?

詳しくはリンク記事でご確認ください。


人間は社会的な存在であり、安定した良好な人間関係を築くことは感情や思考にポジティブな影響を与えますが、逆に孤独は人々の健康や幸福に悪影響を与え、孤独は肥満よりもはるかに多くの人の命を奪っているともいわれています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって多くの人々が社会的な距離を取らざるを得ない状況に陥っている中、「社会的な隔離によって脳は飢餓状態と似た反応を示す」との研究結果が発表されました。

情報源: 「社会的な隔離」によって脳が飢餓状態と似た反応を示すとの研究結果

 


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