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子どもの頃の環境が「遺伝子の働き」を変えてその後の人生に影響を及ぼしているとの研究結果|GIGAZINE


キングス・カレッジ・ロンドンやデューク大学の研究チームは、
幼少期の環境がその後も長期にわたって
健康状態に影響する理由について調べるため、
1994年~1995年にイングランドとウェールズで生まれた
1619人の子どもを対象に、18歳時点で採取された
血液サンプル中のDNAメチル化データについて分析。

被験者が生まれ育った環境の特徴を分類するため、
地方自治体や法執行機関のデータベース、
Googleストリートビューを通じた体系的な観察、
他の地域住民へのアンケート調査などを実施し、
地域の物理的・社会的・経済的な条件や治安、
空気の汚染レベル、住民の健康状態なども
特徴付けました。

血液サンプルが採取された18歳時点では、
ほとんどの被験者が心血管疾患や
2型糖尿病などを発症していなかったそうですが、
それがどのように変化したのでしょうか?

詳しくはリンク記事でご確認ください。

幼少期の環境がその後の人生に大きな影響を与えることは多くの研究者らによって確認されており、貧しい地域で育った子どもは裕福な地域で育った子どもと比較して、大人になった後の健康状態が悪い傾向があることが示されています。キングス・カレッジ・ロンドンやデューク大学の研究チームは、幼少期の環境がその後も長期にわたって健康状態に影響する理由について、「遺伝子の発現が環境によって変動することが理由かもしれない」と指摘しています。

情報源: 子どもの頃の環境が「遺伝子の働き」を変えてその後の人生に影響を及ぼしているとの研究結果

 


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