新型コロナウイルスの影響で新しい生活様式を
取り入れるようになった人たちの中には、
野菜や花を育てるなど、土に親しむようになった
という方も増えているようです。
今回は土と人間の免疫機能に関する
研究をご紹介します。
土壌にいる細菌の中には、私たちの免疫機能と
関係が深いものがあり、それらとの関係が
健康にも大きな影響を与えていることが
わかってきています。
例えば、土には、その土壌に生息する
腐生性細菌であるマイコバクテリウム・ヴァッカエという
細菌も存在していますが、この細菌には、
抗炎症、免疫調節、ストレス耐性の性質があることが
過去の研究からわかっているそうです。
米コロラド大学ボルダー校の研究チームは、
このマイコバクテリウム・ヴァッカエに特有の
「ヘキサデセン酸」と呼ばれる脂肪酸のみを取り出し、
化学合成して、それが免疫細胞のひとつである
マクロファージとどのように相互作用するかを調査。
分析の結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
土壌に生息する細菌に、抗炎症や免疫調節、ストレス耐性などの性質がある──。そんな研究結果を、米国の研究チームが発表した。アレルギーやメンタルヘルス障害の原因のひとつとして、わたしたちが泥や土に触れる生活から離れたことも影響していると示唆されている。
情報源: 土に触れる生活が心身の健康につながる。抗ストレスの妙薬は「土壌」にあった:研究結果
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