メルボルン大学の研究チームは、
「個人の性格特性」が公平性の規範を
重視する傾向に及ぼす影響について
調査するため、実験を行いました。
実験の内容は、
「10ドルを手にした意思決定者『A』が、
受託者『B』に分け前を与える」というシナリオで、
「A」が「B」に渡す分配金額をさまざまに設定し、
「A」の分配が道徳的かどうかを被験者に
判断してもらうというもの。
この被験者のビッグファイブ性格特性も調査し、
各個人が持っている公平性の規範を
重視する傾向と合わせて分析したそうです。
分析の結果、ビッグファイブ性格特性の
どのようなスコアが高い人に、
自身が持つ公平性の規範を重視する
傾向があったでしょうか?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
資源や財産を分配する時には公平性が重要ですが、関係者全員が公平だと感じる分配方法を見つけるのは困難であり、時には争いに発展することもあります。メルボルン大学の研究チームが行った研究では、「公平性の規範」をどれだけ重視するのかは、その人の性格によって左右される可能性があることが示されました。
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