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不平等があると人は「何もしていない人」をも罰しだすと実験で判明|GIGAZINE

ボストン大学とユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの
研究チームは、Amazon Mechanical Turkに
参加するアメリカ人2426人を対象に、
2人参加型の心理学実験を実施。

まったく面識がない2人で
ペアを組ませ、一方を「レスポンダー」、
もう一方を「パートナー」と設定。

このペアを無作為に2群に分類して、
第1群のパートナーには
「ペアになっているレスポンダーからお金を盗むか、
何もしないかを選ぶ」ようにと伝え、
第2群のパートナーには
「自分のお金を無条件で増やすか、
相手のお金を増やすかを選ぶ」ように
と伝えたそうです。

また、被験者に渡す初期所持金額も
平等ではなく、レスポンダーは
パートナーのとった行動に対して、
罰金を科すことを許可したそうです。

この実験結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

人が誰かを罰する時、その理由には主に「社会適応の平準化」と「抑止」という2つの目的があるといわれています。前者は法令や道徳を基準にして全員が社会に正しく適応するため、後者は罰によって他人が同じことを繰り返さないようにするためですが、「所有している富が不平等な状況は、他人を罰する動機になり得る」という第3の目的の存在を示唆する心理学実験が報告されています。

情報源: 不平等があると人は「何もしていない人」をも罰しだすと実験で判明

 

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