文部科学省が2021年9月8日に発表した
2001年に出生した子供とその保護者を
18年間追跡した調査データを用いて
行なった調査があります。
その調査では、小学生のころに体験活動や読書、
お手伝いを多くしていた子供は、
家庭の環境に関わらず、高校生になって
自尊感情や外向性、精神的な回復力といった
項目の得点が高くなる傾向にあるという
結果となっています。
子供時代の「体験」が成長に及ぼす効果とは…文科省調査|リセマム(2021年9月9日)
https://resemom.jp/article/2021/09/09/63495.html
フィンランドにあるトゥルク大学研究チームは、
1975年から1986年までに生まれた
6529組の双子を対象とした調査データをもとに、
・教育レベル・職業的地位・収入の違いが
遺伝的な差異とどの程度関連しているのか
・遺伝的な影響は親の社会経済的地位によって
変わってくるのかを分析。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
人が子ども時代にどのような環境で過ごしたかは、将来に大きな影響を与えると、これまで多くの研究で示されてきました。一方で、人の人生に「遺伝子」がどれほど影響しているかどうかは研究が進んでいないとのことで、新たに、教育レベル・職業的地位・収入に対して遺伝的差異がどのように影響するのかという分析が行われました。
[PR]