オハイオ州立大学、ウィスコンシン大学、
ハワイ大学などの研究グループは、
2015年8月29日~11月11日に
ハワイの4か所のサンゴ礁地帯に生息する
「イシサンゴ」と「フィンガー・コーラル」、
「ローブ・コーラル」の合計3種のサンゴから、
66点の試料を採取。
採取した試料を、
・現在の海洋条件に設定された対照タンク
・海洋酸性化シナリオ(−0.2 pH単位)に従ったタンク
・海洋温暖化シナリオ(+2℃)に従ったタンク
・海洋酸性化シナリオと海洋温暖化シナリオの
組み合わせに従ったタンク
という4つの異なる条件に設定された
海水タンクにそれぞれ静置して、
22か月にわたって保持して観察。
その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
ハワイに生息する3種類のサンゴの研究から、一部のサンゴ種が、気候変動を原因とする海洋の温暖化や酸性化の影響からのレジリエンスを有していることが判明したと報告する論文が、Scientific Reports に掲載される。今回の知見は、一部のサンゴが海洋条件の変化に対処し、生き延びる能力を有している可能性を解明する手掛かりになっている。
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