今回は成長とともに変わる子どもの脳に関する
研究をご紹介します。
スタンフォード大学の研究チームは、
2016年に母親や他人の声を聞いた際の
子どもの脳内を磁気共鳴機能画像法(fMRI)で
撮影する実験を行いました。
この実験の際には、
「母親たちがナンセンスな言葉を話す音声」
「知らない女性がナンセンスな言葉を話す音声」
の音声を聴かせ、知らない女性の声では
聴覚処理領域以外の部位は
活性化されなかったそうです。
そこで今回は、2016年と同じ実験を
13~16.5歳の被験者に実施。
その結果とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
幼い頃は母親の声にすぐ反応していた子どもが、思春期になると母親の声をあまり気にしないようになり、「どうしてママの言うことを聞かないの?」と口論になることは珍しくありません。実際に、13歳頃の子どもの脳内では「母親の声を聞いた際の神経反応が変化し、他人の声の方がより価値を高く感じるようになる」ことが、スタンフォード大学医学部の研究チームにより報告されました。
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