ドイツのマックス・プランク人間発達研究所の
研究チームは、自然の中で過ごすことが
人々のストレス反応を直接的に減らすかどうかや、
扁桃体にどう影響するのかを確かめるための
実験方法を考案。
まず健康な被験者たちにアンケートを実施し、
ストレスを誘発するタスクを行わせて
fMRIスキャンで脳活動を測定。
その後、この被験者たちを男女比が均等になるよう
疑似的にランダム化した2つのグループに分け、
1つのグループはベルリン近郊の
森林地帯・グリューネヴァルトで、
そして、もう1つのグループは交通量が多く
ショッピングモールなどがあるベルリンの都市部で
1時間散歩させるという実験を行ったそうです。
散歩後に再びストレスを誘発するタスクと
MRIスキャンが実施した結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
「自然と触れ合ったり自然の多い場所に住んだりすることがメンタルヘルスを改善する」という研究結果は数多く報告されていますが、自然が脳神経にもたらす影響はまだ十分に理解されているわけではありません。新たな研究では、「自然の中を1時間散歩する」だけで脳の扁桃体に影響が及ぶことが実験によって確かめられました。
[PR]