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子どものかわいさは見た目だけではない―その子の性格についての情報に影響される―|京都大学


赤ちゃんのかわいらしさの要因のひとつとして
かわいいと感じる「見ため」があります。
体がふっくらして手足が短くずんぐりしていたり、
目や鼻や口などのパーツの配置や
頬がふっくらしていることなどの影響は、
ベビーシェマ、あるいはベビースキーマと
呼ばれています。

赤ちゃんがかわいいのはなぜ?|心理学ってなんだろう|公益社団法人日本心理学会
https://psych.or.jp/interest/ff-22/

こうしたベビースキーマ効果が最も強いはずの
3歳以下の乳幼児が、被虐待児として
どの文化や社会でも犠牲になることがあります。

京都大学、大阪大学の研究グループは、
ベビースキーマ効果モデルでは考慮されていない
外見以外の要因、性格に関する情報が
関わっているのかを調べるため、
20〜40代の女性を対象に、オンラインでの検証を実施。

子どもの顔写真を呈示し、かわいさや印象について
プレ評価として評価してもらい、そのあとで
子どもの顔と性格情報(ポジティブ・ネガティブ・情報なし)
を対で呈示して、子どもの顔に性格の情報を
付随させた上で、再びかわいさ、印象について
評価してもらう実験からわかったこととは?

詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

 高松礼奈 教育学研究科助教、楠見孝 同教授、入戸野宏 大阪大学教授は、子どもの性格についての情報は、子どもに対するかわいい評価、印象、養護欲求に影響することを明らかにしました。 本研究成果は、2023年1月18日に、「PLOS ONE」オンライン版に掲載されました。

情報源: 子どものかわいさは見た目だけではない―その子の性格についての情報に影響される―

 


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