学習ニュース拾い読みのアイキャッチ画像

肥満の人は「もう十分食べた」というシグナルに脳が反応する能力が損なわれ減量後も回復しないことが明らかに|GIGAZINE


健康診断などで肥満かどうかを指摘されて
体調管理を行なっている人も多いかもしれません。
肥満のタイプは「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」に
分けられ、前者の方が生活習慣病を発症する
リスクが高いことがわかっています。

肥満と健康|e-ヘルスネット|厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html

イェール大学やハーバード大学の研究チームは、
実際にボディマス指数(BMI)が25以下の
標準体重である被験者28人と、
BMIが30以上である肥満の被験者30人を
募集して実験を行いました。

その実験では、被験者が間隔を空けて行われた
3回の実験セッションに参加。セッションの前日、
被験者らは全員が自宅で同じ食事をとり、
翌朝になって栄養チューブを挿入されるまで
何も食べずに参加し、実験当日には
栄養チューブを通して「砂糖(グルコース)入りの水」
「脂質入りの水」「ただの水」のいずれかを
被験者の胃に直接送り、脳活動の変化を
fMRIと単一光子放射断層撮影(SPECT)を用いて
30分にわたり観察。

その結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

肥満の人は1日に必要な摂取カロリーをオーバーした量を食べてしまう傾向がみられるほか、減量した後も体重を保つことができずリバウンドしやすいと指摘されています。イェール大学やハーバード大学の研究チームが発表した新たな論文では、「肥満の人の脳は『もう栄養素を十分とった』という胃腸のシグナルに反応しなくなっており、減量後もその能力は回復しない」ということが示されました。

情報源: 肥満の人は「もう十分食べた」というシグナルに脳が反応する能力が損なわれ減量後も回復しないことが明らかに

 


[PR]