孤独を感じている人の脳活動を調査した
研究結果をご紹介します。
カリフォルニア大学の研究チーム(研究当時)は、
18~21歳の大学1年生66人をを対象に
孤独に関する実験を行いました。
被験者は孤独感や社会的孤立の程度を
測定するUCLA孤独尺度のアンケートに回答。
このアンケート結果で被験者を
「孤独なグループ」と「孤独でないグループ」に分類。
その後、被験者の脳活動をfMRIで測定しながら、
「感傷的なミュージックビデオ」「パーティーの様子」
「スポーツイベント」などを含む14個のビデオクリップを
見てもらう実験を行い、脳内の214にわたる
異なる領域がビデオの刺激に対してどのように
反応するのか、被験者間でどのような類似点や
相違点があるのかを分析。
その結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
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なお、孤独を感じている方に支援をチャットボットで
探すことができるWebサイトがあります。
あなたはひとりじゃない|内閣官房 孤独・孤立対策担当室
https://www.notalone-cas.go.jp/
ロシアの文豪であるレフ・トルストイは、著書「アンナ・カレーニナ」の冒頭で、「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」と記しました。「孤独」を感じている人の脳活動を測定した新たな研究では、トルストイが記したように、孤独な人の脳活動は孤独を感じていない人だけでなく、孤独を感じている他の人とも異なっていることが判明しました。
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