自分の研究テーマについて、海外で発表されている
研究論文などについては英語で書かれた論文を
読む必要があります。
また、世界に向けて研究結果を発表する際には、
英語で論文を執筆する必要があります。
英語が母国語である人には簡単なことでも
母国語が異なる人たちにとっては、英語で
論文を読み書きすることが一つのハードルに
なる場合があります。
クイーンズランド大学の研究グループは
少なくとも査読済みの英語論文を1本以上
執筆している、8カ国の環境科学の
研究者908人を対象として調査を実施。
論文執筆にかかる時間や読む時間に関する
調査結果とは?
また、英語が母国語でない研究者が
査読で論文が却下される頻度は
どのくらいだったでしょうか?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
科学分野で共通言語として英語が用いられていることは、英語を母語としない研究者の貢献に対する障壁となっています。これまで、英語を母語としない研究者のキャリア形成にどれぐらいの影響が出ているのか定量化した研究はほとんどありませんでしたが、クイーンズランド大学の研究者らにより、「英語の論文を読むときにネイティブスピーカーと比較して2倍の時間を費やしている」などの事実が明らかになりました。
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