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ついにマイクロプラスチックの危険性が明らかに、ヒトの腸に深刻な障害をもたらす炎症が発生するとの実験結果|GIGAZINE


マイクロプラスチックに関する研究が盛んに行われ、
最近では研究結果が次々に公表されています。
それらの研究結果を見ても、海洋汚染という
問題にとどまらず、人体にも影響を及ぼすことが
わかってきています。

海が汚染され、海の生物も人も危ない! マイクロプラスチック汚染問題とは|千葉商科大学(2023年3月22日)
https://www.cuc.ac.jp/om_miraitimes/column/u0h4tu00000013vf.html

アメリカ・タフツ大学の研究チームは、
マイクロプラスチックが人体に与える影響を
調べるため、体への侵入経路として
最も可能性が高い腸への影響に焦点を当てた
研究を実施。

今回の研究では、人間の細胞から作り出した
ミニ臓器である腸オルガノイドを用いて、
別のオルガノイドから採取した幹細胞を
腸壁のさまざまな細胞へと分化させ、
栄養の吸収、粘液の分泌、ホルモンの産生、
炎症反応など腸の複雑な機能を再現する
ヒトの腸管モデルを作成。

この腸管モデルを用いて実験した結果とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

細かく砕けたプラスチック粒子であるマイクロプラスチックは、これまで血液・肺・胎盤など体のさまざまな場所から見つかっていますが、人体への毒性は長らく不明だったため本格的な対応は後手に回っています。人間の細胞から作り出したミニ臓器である腸オルガノイドを用いた実験により、マイクロプラスチックが腸に炎症作用をもたらすことがわかりました。

情報源: ついにマイクロプラスチックの危険性が明らかに、ヒトの腸に深刻な障害をもたらす炎症が発生するとの実験結果

 


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