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「嗅いでいる匂い」が色の知覚にまで影響を及ぼす可能性があると実験で判明|GIGAZINE

認知科学や心理学で、視覚と味覚、
視覚と聴覚など、本来別々とされる
知覚が互いに影響を及ぼし合う現象を
「クロスモーダル現象」と呼びます。

クロスモーダル現象|コトバンク
https://kotobank.jp/word/クロスモーダル現象-1829842

イギリスのリヴァプール・ジョン・ムーア大学の
研究チームは、人間の「嗅覚」が色の感覚に
与える影響について調べる研究として、
今回は、消臭剤や香水を身につけておらず、
色覚や嗅覚に障害がない20~57歳の
男女24人が参加する実験を行いました。

被験者らは不要な感覚刺激がない隔離室で
スクリーンの前に座り、
「キャラメル・コーヒー・サクランボ・ペパーミント・レモン・無臭」
からランダムに選択された香りが超音波ディフューザーで
室内に放出され、その後にコンピュータ画面上に
ランダムな色がついた正方形について、
「スライダーを動かしてこの正方形の色を調整し、
最終的にニュートラルな灰色にする」という
タスクを実施。

実験の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

「嗅いでいる匂い」が色の知覚にまで影響を及ぼす可能性があると実験で判明 – GIGAZINE
人間は無意識のうちに複数の感覚を重ね合わせており、実際に「オレンジ色の飲み物からオレンジの風味がする」「温かさから赤色やオレンジ色などの暖色を連想する」といった経験がある人もいるはず。このように複数の知覚が互いに影響を及ぼし合うことはクロスモーダル現象と呼ばれており、新たな研究では「嗅いでいる匂い」が色の知覚に影響を及ぼすことが示されました。
gigazine.net

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