多くの植物では1つの花の中で卵細胞とともに
花粉に含まれる精細胞がつくられて
同じ個体由来の卵細胞と精細胞の受精を
防いでいますが、それとは対照的にひとつの個体で
卵細胞と精細胞の受精が可能である植物も
存在しています。
こうした自家受精を行う植物の中でも
セイヨウアブラナやコムギなどの有用植物など、
植物種の約1/3を占める倍数体種では
自家受精の進化が促進されているそうです。
横浜市立大学、チューリッヒ大学などの研究グループは、
自家受精をするミヤマハタザオと、その亜種である
牧野富太郎博士が命名したタチスズシロソウが
2つの種由来の倍数体であることを約20年前に
発見しており、それ以来倍数体種が自家受精に
進化したメカニズムを研究していたそうです。
今回、そのメカニズムが明らかとなったそうです。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
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