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世界各地、1万種の解析から見えてきた樹木の進化パターン 送粉共生、種子散布共生、菌根共生の相関進化|京都大学


植物の根は、生育に必要な水や養分を
土から吸収する大事な役割を果たしており、
その根には、菌根菌が存在していて、
お互いに養分を供給しあって助け合うという
共生」関係にあります。

土と助け合う生物 キンコンキンってなんだ?|東北大学総合学術博物館
http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/soil/panel/biotic2.htm

京都大学の研究グループは、
ユーラシア、北米、南米、アフリカ、オセアニアなど
世界各地に生育する樹木のうち、菌根共生の
タイプが明らかになっている699種と、
菌根共生のタイプが推定されている10,475種を対象に、
送粉様式(動物媒、風媒)と
種子散布様式(動物散布、風・重力散布)を
花や果実の形態から推定し、これらの形質を
系統樹上にマッピングし、系統関係を考慮した
相関分析を実施。

それらの分析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

世界各地、1万種の解析から見えてきた樹木の進化パターン―送粉共生、種子散布共生、菌根共生の相関進化― | 京都大学
 山尾僚 生態学研究センター教授と大野美涼 岩手大学博士課程学生(研究当時)は、世界各地の樹木の送粉様式、種子散布様式、菌根共生のタイプについて699種または10475種からなる2つのデータベースを作成し、送粉共生、種子散布共生、菌根共生が互いに関わり合いながら進化している可能性を示しました。
www.kyoto-u.ac.jp

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