地球温暖化によって、二酸化炭素量が増加し続けている
ということは長い間取り上げられている問題ですが、
世界で検討が進められても、各国の思惑もあり、
対策を講じるのは至難の技といった印象になっています。
しかし、その間にもどんどん二酸化炭素は増加中。
その二酸化炭素の状況を把握する方法として、
北極海及びその周辺海域を対象として、
分析方法による研究でどのような状況になっているかを
把握することに成功した研究をご紹介します。
北極海周辺は、大気中の二酸化炭素を吸収すると
考えられているそうですが、これだけ温暖化が進んだ今、
状況はどうなっているのでしょうか。
測定方法の一つは海洋観測船による測定です。
しかし、観測データが時空間的に不均質かつ乏しいということで、
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の
北極環境変動総合研究センター、気象研究所、
ベルゲン大学、アメリカ大気海洋庁などの国際共同研究チームは、
統一的に見積もる方法を開発。
北緯60 度以北の海域について、
216 か月分(1997年1 月から2014 年12月までの18 年間)
の大気海洋間二酸化炭素交換量の分布図を作成し、
北極海及びその周辺海域において、
いつどこでどのくらいの二酸化炭素が吸収されているのか
を明らかにしたそうです。
その結果とは?
「海洋酸性化」というキーワードで現在を考えると?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】北極海が吸収する二酸化炭素量を定量化 ―海全体の約10%を吸収・季節や海域による差異も明らかに― | 日本の研究.com
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