研究者は、現在の研究環境やその将来性を
どのように感じているでしょうか。
文部科学省科学技術・学術政策研究所は10日、
日本の産学の研究者約3000人を対象とした
意識調査の結果を発表しました。
NISTEP 定点調査 2017 は、
2017 年 9 月~12 月に実施。
調査対象者は、
・大学や公的研究機関に所属する約2,100人
・企業に所属する約700人
の合計約3,000人です。
(詳しい人数は、NISTEPの結果報告に記載あり)
・実現的に突出した成果が日本から出ているか
・研究成果がイノベーションにつながっているか
という設問に対する回答が悪化しているとのこと。
どのような結果となっているかは、
リンク記事とこのページ下部でご紹介する
NISTEP 定点調査結果のページである、
科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2017)
[NISTEP REPORT No.175, 176]の公表について
で、ご確認ください。
質問パートごとの指数の状況結果などを見ていると、
「②研究環境及び研究資金」
「③学術研究・基礎研究と研究費マネジメント」
などの質問項目で結果が悪化しています。
また、横ばいと書かれているところも、
前年の評価自体が悪く、
今年もそれに変化がないというものも多く、
研究を行う人たちの環境は改善されていない
ケースが多いことが浮き彫りになっています。
文部科学省科学技術・学術政策研究所は10日、日本の産学の研究者約3000人を対象とした意識調査の結果を発表した。国際的に突出した成果が日本から出ているかとの質問では回答者の26%が昨年に比べて状況が
情報源: 日本からイノベーション創出難しく 産学研究者に文科省研調査
科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2017)
[NISTEP REPORT No.175, 176]の公表について|科学技術・学術政策研究所(2018年4月10日発表) http://www.nistep.go.jp/archives/36213
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