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かぶせの臨床経過と三次元デジタルデータを調査 国民健康保険の白いかぶせ(奥歯)が外れる要因究明|大阪大学

虫歯の治療の際に、これまでは金属を用いた「かぶせ」による
治療が行われてきました。しかし、金属の使用は見た目や
金属アレルギーの問題、また金属の高騰などの問題もあります。

大阪大学の研究グループは、「かぶせ」の治療に用いる
レジン(樹脂)で製作されCAD/CAM冠を噛む力が
より強い大臼歯(奥歯)に適用した場合の
長期的な経過を検討するため、2017年から2021年にかけて
大臼歯に装着されたCAD/CAM冠117装置の
臨床経過を調査や、脱離した症例については、
かぶせと土台の形状に関する三次元デジタルデータを
詳細に分析。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

\かぶせの臨床経過と三次元デジタルデータを調査/ 国民健康保険の白いかぶせ(奥歯)が外れる要因究明 – ResOU
大阪大学大学院歯学研究科の伴晋太朗招へい教員、峯 篤史准教授らの研究グループは、大阪大学歯学部附属病院で大臼歯に装着されたCAD/CAM冠の予後を調査し、冠の脱離に影響を与える要因を、世界で初めて三次元デジタルデータと臨床データの両面から明らかにしました。 CAD/CAM冠117装置の臨床経過を調査した結果、かぶせ自体が割れたのは1装置、歯根が折れたのは1症例にとどまり、4年生存率は95.5%でした。14装置のかぶせが外れましたが、再装着後はいずれも良好な経過となりました。さらに、外れた症例を詳しく分析した結果、土台の形、かぶせの厚み、接着材の種類が脱離に影響していることが分かりました。特に、かぶせの厚みについては、厚いほど脱離しやすいことが判明しました。 本研究は、実際の臨床データと三次元デジタルデータの両面から大臼歯CAD/CAM冠の脱離原因を明らかにした世界初の報告です。本研究の結果から、歯をあまり削らずに白いかぶせ治療を行える、すなわち『より低侵襲なメタルフリー治療』が実現できる可能性が示されました。本成果は、英文科学誌「Journal of Prosthodontic Research」に掲載されました。
resou.osaka-u.ac.jp

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