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「賢い人ほどより協力的であり、社会全体にもいい影響を与える」のか?|GIGAZINE


今回ご紹介する研究のテーマは、
「人はなぜ協力し合うのか」。
行動経済学者であるEugenio Protoさんらは、
792人を対象とした実験を行いました。

まず、被験者となる人たちには、
事前にアンケートを実施。
「社会的態度」「ルールの順守ぶり」「知性」
を調査しました。
その結果を分析し、それぞれについて
2つにグループ分けを行い、
「囚人のジレンマ」ゲームを行なったそうです。

「囚人のジレンマ」は囚人の黙秘や自白に例えるゲームです。

囚人のジレンマ:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/囚人のジレンマ

共同で1つの犯罪を行ったと考えられる囚人2人に
検事が自白させることを目的として、
司法取引をもちかけるというもの。
・2人とも黙秘→2人とも懲役2年
・1人が黙秘しても、もう1人が「裏切り」
 →自白した囚人は釈放、黙秘した方は懲役10年
・2人とも「裏切り」を選択→2人とも懲役5年

今回の実験のポイントは、
・「釈放・懲役」に当たる部分を金銭の報酬に置き換えたこと
・さまざまなプレイヤーと組合せながら繰り返しゲームを行なったこと

繰り返して行なっていくに連れて、見えて来たこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。


古代ギリシャの哲学者アリストテレスが「人間はポリス的な動物である」と唱えていた通り、人間は社会共同体を形成し、絶えず他者との関係上に存在していることが古来より指摘されていました。そして、賢い人間ほ

情報源: 「賢い人ほどより協力的であり、社会全体にもいい影響を与える」のか?


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