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世界初、思うだけで操れる3本目の腕 ~同時にいろいろこなせる人になる訓練用としても期待~ | 日本の研究.com


猫の手も借りたいと思う時があります。
たくさんの荷物をもっていて、もう一つ手が欲しい!と
思うこともあります。
それが現実になるかもしれないと思わされる研究を
ご紹介します。

株式会社国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所の
西尾 修一 主幹研究員らのグループは、
人が両腕を使いつつ、並行して脳でロボットアームを
操作する手法を世界で初めて実現したそうです。

ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)と呼ばれる
思うだけで機器を操作できる仕組みがあります。
今回の研究では、脳波によるBMIで、
ロボットアームを操作する実験を行いました。

実験参加者は15名。
実験で使用したロボットアームは、
アンドロイドの腕で、人の腕のような見た目です。
このロボットアームを実験参加者の左横に設置し、
肩からもう1本腕が出ている設置。

実験参加者は、両手で板を持ち、
板の上に置かれたボールが、板に描かれた
4つの図形の上を順に回るよう、板を動かし続けます。

そして、実験者がペットボトルを差し出した時、
ロボットアームでペットボトルをつかむよう
指示されます。
人が本来持っていない、3本目の腕の動作を
イメージすることは困難なため、単に
「差し出されたペットボトルをつかむ」
という意図をもってもらったそう。
この”意図”を感知するBMI手法を開発したのだそう。

実験参加者15名のうち、うまくできた人は
どのくらいいたでしょうか?

実験の様子など詳しくはリンク記事でご確認ください。

 


情報源: 【プレスリリース】世界初、思うだけで操れる3本目の腕 ~同時にいろいろこなせる人になる訓練用としても期待~ | 日本の研究.com


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