知能低下を予防することを目標として、
パズルを解くことが役立つと言われることがあります。
幼少期の教育状態と知能を考慮しつつ、
パズルを解くというような「知的な取り組み」が
知能にどう影響するかを観察したコホート研究を
ご紹介します。
アバディーン大学、NHSグランピアン、
アイルランド国立大学が行なった研究では、
1947年に11~12歳で知能テストを受けた
64歳前後のスコットランドの成人を498人集め、
被験者の幼少期のデータ、および64歳から
15年間追跡した知能についてのデータを使用。
64歳時点で記憶力と情報処理に関する
テストを行い、以降14年で同じテストが
5回繰り返されたそうです。
「知的取り組み」をどのくらい行っていたのかは、
読書、抽象的思考、問題解決行動、知的好奇心の
4種類の質問で測定。
今回の観察により、何がわかったでしょうか。
また、観察的コホート研究の問題点についても
言及しています。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
パズルを解くことが知能低下を予防する、と言われることがよくありますが、最新の研究で「パズルを解いても知能の低下スピードが遅くなるわけではない」ということが示されました。しかし、それでも研究者はパズルを解くことには意味があると述べています。アバディーン大学、NHSグランピアン、アイルランド国立大学たちが、その理由を説明しています。
情報源: パズルを解いても知能の低下ペースが落ちるわけではない、と研究で示される
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