10～30年後、豪雨はより強くなり連続無降水日は増加する | 大学ジャーナルオンライン

大雨による被害や、真夏日が長く続くなど、
異常気象と言われるような状況が毎年起こるように
なってきています。

海洋研究開発機構（JAMSTEC）、気象庁、
北海道大学が参加するプロジェクトチームが、
多数の高解像度温暖化シミュレーションを実施し、
近未来の気候を予測する研究を実施しました。

シミュレーションは、JAMSTECの
スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を
用いて行われました。

ここで注目したいのは、2℃上昇した気候状態
を想定した分析というのは、世界が協調して
最大限の緩和努力（温室効果ガスの排出削減努力）を
行った場合に想定されている状態であるという点です。

最大限の緩和努力をしたケースで
どのような変化が起こるかの
シミュレーション結果を見れば、
削減努力をしない場合には、それを超える
より最悪のシナリオが想定されるということになります。

シミュレーション結果はどのような未来を
予測したでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

また、詳細のシミュレーション結果は、
以下の海洋研究開発機構のプレスリリースで
ご確認ください。

近未来気候でも豪雨はより強くなり連続無降水日は増加する
―気候変動適応策の礎となる近未来気候予測データベースから導かれた成果―
｜国立研究開発法人海洋研究開発機構
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20190110/

　
海洋研究開発機構（JAMSTEC）や、北海道大学を含むプロジェクトチームは、世界の平均地上気温が2°C上昇した気候状態を対象として、多数の高解像度温暖化シミュレーションを実施し、近未来の気候においては豪雨がより増大する可能性が高く、連続無降水日は増加することを明らかにした。

[PR]