スマートフォンはあっという間に社会に浸透し、
今や手放せないツールの一つとなっています。
便利な反面、最近ではスマートフォンを利用する
弊害について取り上げられることも増えています。
海外のいくつかの研究から、そうした側面を
考察している記事をご紹介します。
米テキサス大学オースティン校の
心理学者エイドリアン・ウォード氏が行なった研究は、
800人の被験者に2種類の難しい精神作業を
与える実験を行なったというもの。
その際に一部の被験者は、自分のスマホを
別の部屋に置いておくように指示され、
それ以外の被験者には、スマホをポケットに
入れたままにしておくか、机の上に置いてもらったそう。
その結果、成績に影響が見られたそうです。
ノルウェー、スタヴァンゲル大学の
心理学者アンネ・マンゲン氏が行なった実験は、
10年生(日本の高校1年生)72人を2つのグループに分け、
・紙に印刷した二種類のテキスト
・スクリーン上のPDFで同じテキスト
を読んでもらうという実験を実施した結果で
やはり成績に違いが見られたというもの。
ブリティッシュコロンビア大学の研究チームは、
300人の被験者に対して、
家族や友人とレストランで食事をしてもらい、
一部の人にはスマホをテーブルの上に置いてもらい、
それ以外の人たちにはスマホをしまっておいてもらう
という実験を行い、その違いを明らかにしています。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
スマホがあることで、人間は退屈感をもち、集中力が低下するといった研究成果が海外で紹介されている。スマホとの共生は人間にとっての大きなチャレンジとなっている。
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