猫は犬に比べて人間に関心が薄いと言われがちですが、
本当にそうなのでしょうか?
オレゴン大学の研究グループは生後3~8カ月の
子猫70匹とその飼い主に対して、
アメリカ合衆国の心理学者である
メアリー・エインスワースが提唱した
「心の安全基地」理論をベースにした
「心の安全基地テスト」という実験を行いました。
初めて入る部屋に子猫と飼い主を入れて
合計6分間様子を見るという実験は、
・最初の2分間は子猫と飼い主が一緒に過ごす
・次に飼い主のみ退室して2分間子猫を放置
・最後に飼い主が再度入室して一緒に2分間過ごす
という三段階の様子をカメラでモニター。
その様子をさまざまな愛着タイプに分類したそうです。
その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
「猫は不慣れな状況に置かれた時、指図を求めて人間を見ることがない」という結果を示した過去の研究などにより、一般的に「猫は犬に比べて人間に関心がある生き物ではない」というイメージが持たれています。しかし、同様に不慣れな状況に置かれた猫の行動を、心理学的な手法により分析した新たな研究では、「猫と人間の絆は人間の親子の絆に近い」ことが判明したと報告されています。
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