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クラウドサービスとして、これまで3回にわたって説明してきました。
・Dropbox
・Google Drive
・Amazon Photos
4回目の今回取り上げるのは、OneDriveです。
OneDriveの概要
OneDriveは、Microsoftが提供しているクラウドサービスです。
OneDrive|Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage
これまでは、アプリをインストールすることで
パソコンにOneDrive フォルダーが作成されて、
OneDrive との同期ができるようになっていました。
現在もアプリはありますが、ブラウザでサインインして
利用することもできます。
Macの場合も同様です。
OneDrive for Macをインストールすることで
アプリの利用も可能です。
ブラウザのOneDriveであれば、Windowsのブラウザから
利用するのと全く同様に操作することができます。
Windows Phone、iPhone、iPad、Android デバイスなどの
携帯電話やタブレットの場合も、OneDriveアプリをインストールすることで
端末から写真や動画を追加することができるようになります。
Xboxでも利用できるようです。
プランの概要
OneDriveには以下のようなプランが設定されていました(2017年6月現在)
個人向けの場合は、
・無料プラン5GB
・ストレージのみプラン(有料:170円 /1か月):50GB
・Office 365 Soloを利用する場合(有料:12,744円 (税込)):1TB
となっていました。
2023年の9月現在では、
・無料版のクラウドストレージOneDriveは5GB
・Microsoft 365 Personalは、年額14,900円 または月額1,490円
その他、FamilyプランやBasicプランもあります。
さらに、Microsoft365を利用している場合は無料で5GBの利用が可能です。
また、ビジネス向けのプランもあります。
詳細は以下のページでご確認ください。
●クラウド ストレージの価格とプランの比較|Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/compare-onedrive-plans
クラウドストレージへのアクセス方法
OneDriveへのアクセス は、
WindowsもMacも、ブラウザからクラウドにアクセスする方法と
OneDriveアプリからOneDriveフォルダーを開いて利用する方法があります。
使い勝手は、Dropboxと同様にドラッグ&ドロップで可能なので簡単です。
利用方法は以下に詳しく記載されています。
無料でも使える OneDrive とは? 機能と特長を解説!|Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-onedrive
OneDriveならではの機能
やはり、Microsoft Office製品との連動が優れているのが特徴です。
Officeには無料のオンラインアプリがあります。
このオンラインアプリを利用して、
どこにいてもOffice 製品を利用してファイルを作成し、
作成しながらOneDriveに瞬時に同期させることが可能です。
以下のURLをクリックして開いたページでログインすることで
使いたいオンラインアプリにアクセスすることができます。
Word
Excel
PowerPoint
上記の画像は、ブラウザでサインインした
Word on the web上で文章を作成した画面を
キャプチャしたものです。
2023年時点では、Wordのすべての機能があるわけではありませんが、
一般的な文書を作成するのに必要な機能は揃っています。
表も作成できるし、校閲のコメント投稿もできます 。
そして、文書作成中は瞬時にOneDriveに同期されます。
この機能は、Googleドキュメントなどと同様です。
さらに、Office365がインストールされているパソコンなら、
以下のメニュー部分にある「WORDで編集」をクリックすると
続きをパソコンにインストールしたアプリのWordで編集することも可能です。
この機能を利用して、例えば、Word on the webを利用して、
文章の素案を作成しておいて、あとでパソコンのWordで
編集して完成させるということもできます。
OneDriveにファイルを置いておけば、
どの端末からでも最新の情報にアクセスができます。
今回はWordを事例としていますが、もちろんExcelや
PowerPoint、OneNoteなどでも同様に利用可能です。
また、オンライン版のWordやExcel、PowerPointのファイルや
OneDriveに保存しているファイルは
複数で同時に編集することもできます。
自動保存機能で保存されてしまったものの、
元のファイルに戻したい場合は、以前のバージョンに
復元することが可能です。
操作方法は以下のリンクをご参照ください。
不要な変更を加えずに、以前のバージョンのファイルを復元する|Microsoft
ただ、上記の復元方法で対応しようとしても、
タイミングや利用状況により、該当する履歴が
見つからないというケースも残念ながらあります。
オンライン版で編集する前に、元のファイルに
別のファイル名を付けて保存してから
編集するとよいでしょう。
デスクトップ版のOffice製品で作成したファイルについても
バージョン管理ができます。
OneDrive上でファイル名を右クリックすると、出てきたメニューに
“バージョン履歴”があるので、クリックします。
そうすると、以下の画面のように、左側に履歴が表示されますので、
必要な履歴のファイルを開くことができます。
なお、オンライン上にファイルを置いてあるという状況から、
個人情報を含むようなタイプの書類の保存は、
基本的にクラウドストレージの利用はおすすめできません。
それは、OneDriveだけでなく、他のクラウドサービスも同様です。
※Microsoftのプランやリンクが変更となっていた部分を修正しました。(2023年9月11日)
2017年にこの投稿をした時には、個人のパソコンでは、Office365サブスクリプションを利用していて、OneDriveに1TBも容量があってビックリしました。
Microsoft365に変更となり、クラウドドライブの容量やサブスクリプションの費用や利用できるアプリケーションなど、プランもその内容も頻繁に変更となっていますので、最新の情報で自分にあったプランを探してみてください。
当時からいろいろなクラウドを用途によって使い分けていました。大容量のものが一つあると、いざというときに安心かも。その「いざ」がいつなのかわかりませんが(汗)
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