アスリートのパフォーマンスを向上させるためには、
自分の動作を確認するための計測が必要です。
しかし、手のひらや足の裏のように感覚が重視される場所では、
計測するものを装着すること自体がパフォーマンスに
影響を与える可能性があり、且つ頻繁に動かすので
計測機器の摩耗も懸念されます。
早稲田大学、北里大学、科学技術振興機構(JST)などの
研究グループは、装着者本来の動きを妨げず、
激しい(加速度の大きな)運動に対しても
安定して電気的接続が可能な
ウェアラブル伸縮配線を新たに開発しました。
「切り紙」から着想を得たという皮膚に貼り付ける
ウェアラブルデバイスとはどのようなものでしょうか?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
シート型電極の開発を行っている早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構の藤枝 俊宣 研究院客員准教授(現 東京工業大学 生命理工学院 講師)、山岸 健人 招聘研究員(現 シンガポール工科デザイン大学 博士研究員)、同 理工学術院の武岡 真司 教授らは、同 スポーツ科学学術院の彼末 一之 教授、北里大学 一般教育部の永見 智行 講師らのスポーツ科学研究グループと共同で、「切り紙」から着想を得た伸縮配線と電子ナノ絆創膏を組み合わせた新しいウェアラブル筋電計測デバイスを開発し、野球のピッチャーの投球時に手のひらの筋肉がどのように活動しているのかを計測(表面筋電図計測)することに世界で初めて成功しました。
情報源: 共同発表:投球時の手のひらの筋活動の計測に世界で初めて成功~「切り紙」から着想を得たアスリート用ウェアラブル筋電計測デバイス~
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