かつて、理科や科学の勉強をしているときに、
「空気のない世界ならば羽と鉄球は同じ速度で落下する」
ということを学んだかと思います。
この羽と鉄球を空気がない状態で落下させると
本当に同じ速度で落下するのかを、
世界最大の真空チャンバーで実際に実験してみた
という記事をご紹介します。
アメリカ・オハイオ州にあるNASAの実験施設
「Space Power Facility」には、
宇宙空間を再現するための世界最大の
真空チャンバーという施設があります。
真空ポンプをフル回転しても、減圧には
なんと3時間もかかるとのことですが、この施設で、
実際に羽と鉄球を落下させてみた結果は?
今回の実験の様子と、1971年に月面で実験した
様子の動画も掲載されています。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
アリストテレスの力学にしたがって「重い物ほど速く落ちる」と信じられていた時代に、ガリレオ・ガリレイは鳥の羽がゆっくり落ちるのは空気に邪魔されるからで「空気のない世界ならば羽と鉄球は同じ速度で落下する」と考えました。今ではガリレオの考えは半ば常識となりつつありますが、あくまで知識として学んだもの。羽と鉄球を空気がない状態で落下させると本当に同じ速度で落下するのかを、NASA所有の世界最大の真空チャンバーで実験するとこうなります。
情報源: 空気がなければ本当に羽は鉄球と同じ速度で落下するのか世界最大の真空チャンバーで実験
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