大学院の博士課程で学ぶ学生のうち、
年間180万円以上の生活費相当額の経済的支援を受けている人が
全体の13.2%にとどまることが、
中央教育審議会の大学院部会に提出された資料で分かったという記事。
今回の調査は、
前調査:平成24年度在籍学生(回答者数:73,975名)
本調査:平成27年度在籍学生(回答者数:51,024名)
に実施されています。
博士課程で学ぶ学生1人当たりの
授業料減免措置を含めた経済的支援受給額は、
・年60万円未満 20.5%
・60万円以上120万円未満 6.9%
・120万円以上180万円未満 8.0%
・180万円以上240万円未満 5.2%
・240万円以上 8.0%
・受給なし 50.9%
となったとのこと。
調査結果の中にもありますが、
社会人学生の8割以上は減免措置を受けていなかったとのこと。
会社から支給される場合もあるかもしれませんが、
社会人は条件や審査などによって
減免措置自体が受けられないケースもあると思うので、
そのあたりの突っ込んだ調査も待ちたいところです。
大学院の博士課程で学ぶ学生のうち、年間180万円以上の生活費相当額の経済的支援を受けている人が全体の13.2%にとどまることが、中央教育審議会の大学院部会に提出された資料で分かった。
情報源: 博士課程の学生、年180万円以上受給は全体の13%、目標に届かず | 大学ジャーナルオンライン
【文部科学省】平成28年度博士課程学生の経済的支援状況調査(概要速報版)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2017/12/04/1397987_33_2.pdf
※以前紹介していた文部科学省の記事が削除されたため、上記に変更。(2017年12月24日対応)
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