グーグルの天才AI研究者、ニューラルネットワークを超える「カプセルネットワーク」を発表｜WIRED.jp

トロント大学の名誉教授ジェフリー・ヒントン氏は、
2013年、Googleの人工知能研究プロジェクトである
「Google Brain」に加わった著名な研究者。
彼らが新たなアイデアを発表。
それが、「カプセルネットワーク」。

現在のAI研究では、「ニューラルネットワーク」の概念が
用いて多くの研究が進められています。
「ニューラルネットワーク」とは、
人間の脳をモデルに神経細胞とそのつながりを
人工的に構築したモデルです。

今回発表された「カプセルネットワーク」。
ここでいう“カプセル”とは、

むき出しの仮想ニューロンの小さな集合体で、猫の鼻や耳のような、ある物体の異なるパーツと、空間におけるそれらの相対的な位置を探知するよう設計されている。

ということで、より一層生物のパーツに似たものになっているようです。

この「カプセルネットワーク」では、
画像や動画を通じて機械に世界を理解させやすくすることを
目指しているそう。まるで子どもを育てているようですね。

今回取り上げられている2つ目の論文では、

カプセルネットワークの誤答率について、ニューラルネットワークのそれが最も低かったときのほぼ半分にまで減少したと発表した。トラックやクルマといったおもちゃを、異なる角度からソフトウェアに認識させる課題を通じて結果を得た。

とあり、こうした技術は車の安全装置などにも
応用できそうですね。

これからは、「カプセルネットワーク」という言葉を
耳にすることも増えそう。
詳細は記事をご参照ください。

ヒトの脳を模し、人工知能の学習能力を形成する基盤となるニューラルネットワーク。その欠点を補い、自己学習能力をさらに高める「カプセルネットワーク」をグーグルの研究員が発表した。コンピューターの画像認識能力であるコンピューターヴィジョンを進化さ

[PR]