道具を使うことと、言葉を話すこと、
この異なる動作と脳の活動部位に関する
新たな研究結果をご紹介します。
フランス国立保健医学研究所(Inserm)、
フランス国立科学研究センター(CNRS)、
クロード・ベルナール・リヨン 1・2大学、
スウェーデンのカロリンスカ研究所の
共同研究グループは、fMRIあるいは
MRIを使い、行動測定を行う
実験方法を用いて、実験を行いました。
集められた実験参加者に対して
「30cmのペンチを使ったタスク」と
「言語演習」をしてもらうことで、
それぞれのタスクで活性化する脳領域と、
その重複部分を調査。
また、ペンチを使った30分のトレーニングの前、
あるいは後に包括的な言語タスクを行う
という実験も行った結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
「道具を使うこと」により活性する脳の部位と、「言語を処理すること」により活性化する脳の部位に重複があることが、世界で始めて脳機能イメージングを用いた調査で示されました。また実験から、道具を使ったタスクを実施することで言語処理能力が向上することも示されています。
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