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貧困が子どもの発達に影響するということが初めて研究によって示される|GIGAZINE


コロンビア大学、デューク大学などの
研究グループは、「乳児を育てる母親たちに
異なる金額を毎月支給し、支給額によって
乳児の脳の発達に影響が出るかどうかを調べる」
という実験を計画。

アメリカ国内の出産直後の母親1000人を募集し、
全員にデビッドカードを配布しました。
このとき、
・毎月333ドル(約3万8000円)を受け取れるグループ
・毎月20ドル(約2300円)のみのグループ
に分け、補助金が支払うこととし、この支払いを
出生後から4歳4カ月に達するまで継続。

1000組の参加者のうち435組が
対面テストに回答し、子どもの脳活動または
脳波の違いを記録したそうです。

分析の結果、わかったことは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

以前から、貧困は子どもの脳の発達に影響があり家庭環境が貧しいと子どもの脳は「貧困脳」になる、ということが研究により指摘されていました。観察研究では何度も指摘されてきた貧困と子どもの脳の発達の関係について、2022年1月に米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文では、貧困が子どもの脳の変化をどのように促進するかについての直接的な実験的証拠が初めて発見されました。そこでは、「低所得の母親に毎月お金を与えることで、乳児の脳の発達が変化する」ということが示されています。

情報源: 貧困が子どもの発達に影響するということが初めて研究によって示される

 


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