川には、魚だけでなく貝類や海老などの
甲殻類など多様な生物が存在しています。
今回は、川の生態系に小型のエビ類が
どのように影響を与えているかを
調査した研究をご紹介します。
京都大学の研究チームは、
最初の実験として、和歌山県白浜町の
高瀬川で小エビの有無を操作する
野外操作実験を実施。
実験ではイエビ除けの電気柵を複数川底に設置し、
約一カ月間河川の一部から小エビを除去して
この区画と小エビを除去しない対照区画とを
比較検証しました。また、小エビおよび
他の底生生物を個体別に飼育して
栄養塩の排泄速度を計測する調査も実施。
さらに、紀伊半島南部の富田川水系、
日置川水系、古座川水系において、
ダムなどにより海と分断されてエビの密度が低い河川と、
逆に海とつながっていてエビの密度が高い河川など、
小エビの密度が異なる13の支流の生物相と
水中の栄養塩を調査。
これらの調査の結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
[PR]